e-Visaとは
インドへの渡航には、インドを除く、ほぼ全ての国籍者にビザ(Visa|査証)の取得が義務付けられています。
ビザ(Visa|査証)にはいくつかの種類がありますが、その中でもインターネットで申請ができる電子ビザを「e-Visa(イービザ)」といいます。
e-Visaはインターネットで申請という性質上、審査に通過した時点でパスポートへ直に発給できません。
そのため、インドの入国審査場でパスポートにスタンプで発給されます。また、入国審査を受けるためには、別途「e-Visa証明書」の提出が必要です。 *1
*1 e-Visaの発給と入国審査は同時に行われるため、入国審査の結果、入国を拒否されるとe-Visaの発給を拒否される場合があります。
e-Visa証明書(ETA)とは
e-Visaの審査に通過すると、e-Visaの発給を受ける前提で入国審査を受けるために必要な書類の一部であるe-Visa証明書(ETA)が当該国政府より発給されます。
有効期限内にインドへ渡航し、e-Visaの発給を受けてください。e-Visa証明書の有効期限はe-Visaタイプにより異なります。
e-Tourist(観光)
・e-Visa証明書(ETA)発給日から1年または5年
e-Medical(治療)
・e-Visa証明書(ETA)発給日から120日
e-Medical Attendant(治療付添)
・e-Visa証明書(ETA)発給日から120日
e-Business(商用)
・e-Visa証明書(ETA)発給日から365日
e-Conference(コンファレンス)
・e-Visa証明書(ETA)発給日から120日
申請期限
本サイトにおけるe-Visaの申請期限は
渡航日の120日前から7日前です。
※インド時間が基準となります。
例:渡航日が6/12の場合の申請期限
インド時間の 2/12 00:00 ~ 6/5 23:59
日本時間では 2/12 03:30 ~ 6/6 03:29
本サービスへ申込み、ユーザーページにて必要書類の登録と最終確認をして申請手続きを完了するまでを渡航日7日前までに行ってください。
本サイトへの申込が申請期限内であっても、申請者による申請手続きが申請期限までに完了していない場合は本サービスの提供が停止されます。
必要書類
e-Visaの申請時に必要な書類は、
サイト「
必要書類
」でご確認ください。
申請対象国籍
e-Visaの申請対象国籍は
本サイト「
必要書類
」でご確認ください。
空港と湾港
e-Visaの発給および使用ができる、空港と湾港は以下に限定されています。
以下に記載されていない空港と湾港および全ての国境検問所では、e-Visaの発給および使用ができません。また、出国にはこの制約が無いため、全ての空港と湾港および国境検問所を使用できます。
空港(28か所)
①アフマダーバード空港 / ②アムリトサル空港 / ③バッグドグラ空港 / ④ケンペゴウダ国際空港 / ⑤ビジュー・パトナイク国際空港 / ⑥カリカット空港 / ⑦チャンディーガル空港 / ⑧チェンナイ空港 / ⑨コーチン空港 / ⑩コーヤンブットゥール空港 / ⑪インディラ・ガンディー国際空港 / ⑫ガヤー空港 / ⑬ゴア空港 / ⑭グワーハーティー空港 / ⑮ハイデラバード空港 / ⑯ジャイプール国際空港 / ⑰ラクナウ空港 / ⑱ネータージー・スバース・チャンドラ・ボース国際空港 / ⑲マドゥライ空港 / ⑳マンガルル空港 / ㉑チャットラパティー・シヴァージー国際空港 / ㉒ナグプール空港 / ㉓ポートブレア空港 / ㉔プネー空港 / ㉕ティルチラーパッリ空港 / ㉖トリヴァンドラム国際空港 / ㉗ラール・バハードゥル・シャーストリー空港 / ㉘ヴィシャーカパトナム空港
湾港(5か所)
①チェンナイ港湾 / ②コーチン港湾 / ③ゴア港湾 / ④マンガルル港湾 / ⑤ムンバイ港湾
審査時間
e-Visaの審査は当該国政府により行われます。
審査は申請代行後、通常72時間以内に終了しますが、当該国政府の事由(システムトラブル/休日/繁忙期などの時期的要因など)および個人の審査状況により、予定している時間を大幅に超える可能性があります。
審査結果
審査結果は当該国政府による審査が終了次第、メールで通知します。
審査に通過すると「e-Visa証明書」が発給されますので、A4用紙に1部印刷(白黒可)の上持参してください。e-Visa証明書はユーザーページで確認と印刷が可能です。
また、入国審査を受けるために必要な書類を
本サイト「
必要書類
」でご確認ください。
使用上のルール
e-Visaの使用上のルールは以下の通りです。
使用ルールに従わない場合は、入国を拒否されたり、
インドの法律で罰せられる可能性があります。
・入国審査場で指紋の採取を受ける
・定められた渡航目的以外の活動はしない*1
・滞在日数と入国回数を守る
・保護区域、制限区域、宿営地への進入禁止
・インドの法律を遵守する
*1 e-Conference(コンファレンス)の場合のみ、e-Tourist(観光)に記載された渡航目的の活動も可能です。
e-Visaタイプと渡航目的
インドのe-Visaには5つのタイプが存在します。
目的に応じた、適切なタイプを申請してください。
e-Tourist(観光)
・観光や休暇
・友人や親戚への訪問
・短期ヨガプログラムへの参加
e-Medical(治療)
・短期病気治療
e-Medical Attendant(治療付添)
・e-Medical(治療)で渡航する患者の付添
e-Business(商用)
・産業的、または商業的な事業の立ち上げ
・販売、購入、または貿易
・技術的、または商業的な会議への参加
・リクルート
・展示会、商業的または貿易イベントへの参加
・進行中のプロジェクトへ専門家として派遣
・ツアーの運営・管理
・GIANプログラム下での講義
e-Conference(コンファレンス)
・当該国政府関連組織によって開催される会議、セミナー、ワークショップへの参加*1
*1 当該国政府関連組織の主催であり、e-Visaで対応可能な会議である事を、主催者へ事前にご確認ください。
滞在日数と入国回数
e-Visaタイプごとに定められた
最長滞在日数と最大入国回数は以下の通りです。
e-Tourist(観光)
・滞在日数:90日 or 180日|入国毎
日本・アメリカ・カナダ・イギリス →180日
上記4か国以外 → 90日
・入国回数:制限無し *2
e-Medical(治療)
・滞在日数:60日*1
・入国回数:3回*2
e-Medical Attendant(治療付添)
・滞在日数:60日*1
・入国回数:3回*2
e-Business(商用)
・滞在日数:180日|入国毎
・入国回数:制限無し*2
e-Conference(コンファレンス)
・滞在日数:30日*1
・入国回数:1回*2
*1 初回入国から連続した日数です。
入国毎および通算ではありません。
*2 入国許可の回数ではありません。
入国審査はその都度行われます。
入国審査の結果次第で、入国を拒否される
可能性があります。
保護区域、制限区域および宿営地
インドの保護区域、制限区域は以下の通りです。
原則、保護区域、制限区域および宿営地には立入りできません。立入りを希望する場合は、事前に当該国政府への許可が必要です。許可の手続きについては最寄りのインド大使館または領事館にてご確認ください。
保護区域(Protected Area)
・ Manipur州の一部
・ Mizoram州の一部
・ Arunachal Pradesh州の一部
・ Nagaland州の全域
・ Sikkim州の全域
・ Uttaranchal州の一部
・ Jammu and Kashmir州の一部
・ Rajasthan州の一部
・ Himachal Pradesh州の一部
制限区域(Restricted Area)
・ Andaman and Nicobar諸島の全域
・ Sikkim州の一部